当社グループは、脱炭素を推進し、環境負荷の低減を図り、循環型社会の実現を目指すことを目的に、国内のグループ各社(25工場含む)で使用するごみ袋などを、環境にやさしい素材に変更いたしました。


当社グループが採用した「LimeAir Bag」は、約25%の石灰石を含むことで、石油由来プラスチックの使用量やCO2を含む温室効果ガスの排出量を削減することができます。今般の変更により、これまで使用していたごみ袋に比べて、石油由来プラスチックの使用量を年間約28%削減、CO2を含む温室効果ガス排出量を約22%削減できる効果※1が見込まれます。

また、当社グループで使用する名刺も石灰石を主原料とする環境配慮型素材「LIMEX」※2への切り替えを行っております。

 

今回導入したごみ袋と名刺の主原料となる石灰石は、世界に豊富に存在し、日本においても自給率100%の安価に入手可能な鉱物資源です。このため、紙の代替として使用する場合、紙の生産に必要とされる森林や水の資源保全にも貢献できるものと見込んでいます。

 

当該取り組みは、当社グループが特定したマテリアリティ「循環型社会への貢献」に沿ったものとして、今後も積極的に環境にやさしい素材への切り替えを推進してまいります。
 

※1販売元株式会社TBMによる概算

※2「LIMEX」は、株式会社TBMの登録商標です。

 従来のごみ袋に比べ軽量でCO2排出量を削減 

紙の代替となる素材(石灰石)を一部使用