わらべや日洋グループは、調理加工済みの食品を家庭や職場等で食べる「中食」が浸透する以前より弁当やおにぎり等の製造を手掛け、「安全・安心」で「おいしい」商品を提供し続けることに尽力してまいりました。
年間10兆円規模といわれる国内の中食市場は安定成長が続いていますが、お客さまニーズにおいては大きな変化が生じています。かねて品質の向上や販売の機会損失などの点から需要が高まっていた長鮮度商品は、消費スタイルや志向、食品ロス に対する意識の変化によって昨今の販売が飛躍的に伸びるなど、私たちを取り巻く環境はこれまで経験したことのない速さで変化を続けています。
2028年2月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画では、売上高2,500億円、営業利益100億円の目標を掲げています。お客さまニーズを追求した商品開発を軸に、国内食品関連事業における利益改善、海外食品関連事業における事業拡大に加え、食材の調達から製造・配送までをグループで行う一貫システムを最大限に生かすことで、目標の達成にむけて取り組んでまいります。
笑顔をつくりだし、生活に欠かすことの出来ない「食」の安定供給を世界に広げていくことで、持続可能な社会の実現への貢献を目指します。
ステークホルダーの皆さまにおかれましては、引き続き一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。