フードロスに関連するワーキンググループへの参画

わらべや日洋食品株式会社は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンと取引のある複数の企業が一体となり、原材料調達、商品開発、製造・品質管理、環境対応などを共同で推進している日本デリカフーズ協同組合(NDF)に加盟しており、魅力的な商品開発などに加え、環境に配慮した様々な取り組みも行っています。

 

食品廃棄ロス削減に関しては、NDFフードロス関連ワーキンググループに参画しています。
工場における食品廃棄の内容を分析すると、受注量より多く製造し、その結果余った仕掛品~{※}を廃棄している割合が高いことが分かりました。この要因のひとつに受注予測に基づいて商品の製造を開始していることがあげられます。この受注予測の精度改善を目的に発注の仕組みを株式会社セブン-イレブン・ジャパンに変更していただいたことで、徐々に効果が出てきています。また、発注の仕組変更に対応するため、製造体制の変更も進めており、生産性の向上にもつながっています。
今後もこのプロジェクトでは、食品廃棄ロス削減に向けて様々な取り組みを行っていきます。

 

※仕掛品:製造途中にある製品のこと。

廃棄物の適正な処理、産業廃棄物、資源ごみのリサイクル

産業廃棄物(廃プラスチック)の削減は、世界的にも重要な課題であり、また、処分費の高騰など経営にも直結する項目と認識しています。
わらべや日洋食品株式会社が「エコアクション21」の取り組みを開始した2019年以降、工場で使用するビニールシートの大きさ・使用方法の見直しや、廃プラスチックの分別・洗浄といった処理方法の見直し等を行い成果をあげてきました。今後さらなる削減を目指し、多岐にわたり情報を集め、取り組みを継続していきます。
動植物性残渣の削減については、工場において無駄な廃棄が出ないように、発注・製造工程の見直しを行っています。この成果もあり、動植物性残渣は毎年減少が続いています。

廃棄物の推移

産業廃棄物(廃プラスチック)

 
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動植物性残渣

  
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