「人材」に対する基本的な考え方

当社グループでは、全体で約1万人の従業員が働いています。この1万人の従業員は、当社グループにとって非常に重要なステークホルダーであり、企業活動を支える「大切な財産」だと考えています。

職場には、パートナー、外国籍の従業員、育児や介護をしながら働く従業員など多様な従業員がおり、その活躍を支援し、健康で働きがいを持って仕事ができるよう、従業員にとって魅力的な職場をつくることに取り組んでいます。また、このような取り組みが従業員の定着につながるとともに、多様な人材の活用は、会社としての競争力を高めることになると考えています。

なお、当社グループでは、一般的にパートやアルバイトと言われている従業員をパートナー(一緒に仕事をする「仲間」)と呼んでいます。

健康で働きやすい環境

「のりまきチャレンジ」(私の健康宣言)

健康経営の取り組みの一環として、社員が個々の健康の維持・増進を図るための「健康宣言」を行い、目標達成に向け努力しながら取り組んでいます。当社グループの主要な商品であるおにぎりをモチーフにしたイラストに各自が健康維持・増進に関わる目標を書き、目標を達成した場合には、イラストの海苔の部分を海苔を巻いたように黒く塗りつぶして報告しています。

ダイバーシティの推進

ダイバーシティの取り組み

多様な人材の活用を通じて会社の競争力を高めていくことを目的としてわらべや日洋ホールディングス株式会社に多様化推進委員会を設置し、多様な人材の確保、育成、働きやすい会社づくりに取り組んでいます。

中核人材については、新卒・中途採用によらず有能な人材を登用するようにしていますが、 女性、外国人の登用については、いまだ不十分であると認識しており、特に女性の登用については、2030年までに当社グループにおける管理職社員の女性比率を10%以上とする目標を設定しています。人材こそが当社グループの持続的な成長を支える原動力であると考え、人材の多様性確保、育成及び社内環境の整備に引き続き努めていきます。 

障害者雇用の推進(わらべやハートフル設⽴)

当社グループには、様々なオフィスサービスを行っている株式会社わらべやハートフルがあります。
株式会社わらべやハートフルは、2018年1月に特例子会社に認定され、障害者雇用の推進に努めています。
株式会社わらべやハートフルは、わらべや日洋グループ内で積み上げてきた「障害者雇用の様々な取り組み」を活かし、個々の特性、個性が輝けるような「ひとりひとりに寄り添うオーダーメイド支援」を心掛けてきました。その結果が評価され、2020年11月には、公益財団法人「東京しごと財団」が厚生労働省から委託を受けている「障害者委託訓練事業」の受入企業となっています。
株式会社わらべやハートフルは、障害者雇用は基より、社会に貢献できるような様々な取り組みを行っていきます。